2025年1月7日
ダラムサラ:2025年1月7日朝、マグニチュード7.1の地震がチベットのティンリとその周辺地域を襲いました。報告によると、100人以上が死亡または負傷しており、家屋にも甚大な被害が出ています。多くの人々が十分な食料、衣料がなく、住居を失い、さらに、厳しい冬の状況により、人々の苦しみと被害が悪化しています。この悲劇は深く悲しく、大変な事態が危惧されています。
ダライ・ラマ法王は、すべての仏教の精神的指導者たちとともに、亡くなられた方々の魂に祈りを捧げられています。チベット亡命議会もこの祈りに加わり、亡くなられた方々のために観音菩薩のご加護を求めています。私たちは、悲嘆に暮れるご家族に心からの哀悼の意を表するとともに、負傷された方々が適時適切な医療を受けられることを願い、一日も早い回復を祈っています。
また私たちは、この壊滅的な災害の余波の中で、住宅やその他の重要なニーズに直面している人々への緊急支援を提供するよう呼び掛けています。
2025年1月7日
チベット亡命議会
(翻訳:稲田かおり)