2000年3月12日
チベットの精神的指導者、ダライ・ラマ法王は2000年3月12日(日)にボンベイで開かれた「2000年チベット・フェスティバル」において、聖歌隊によるチベット国家斉唱を微笑みながら聞いていた。開会に際して、法王は「新千年紀に向けての倫理学」についての講演を行った。長期にわたる「チベット・フェスティバル」では、映画の上映やチベット民族舞踊、チベット人の才能と展示会を催すことになっている。
1949年中国がチベットを占領してから、15万人ものチベット人が亡命を余儀なくされている。ダライ・ラマ法王や最近中国を出国したカルマパ17世(ウゲン・ティンレー・ドルジェ)を含むほとんどのチベット人が、インドで暮らしている。