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チベット人女性らが東京で国際女性デーに参加

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2024年3月11日

スピーチするタシ・ヤンゾム事務局長

東京: 東京国際女性デー実行委員会は2024年3月9日、東京の浅草にある花川戸公園で国際女性デーを開催した。女性の権利や人権が損なわれている地域を中心に、さまざまな地域から女性やその支援者が参加した。

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のタシ・ヤンゾム事務局長が、在日チベット人コミュニティのメンバーとともに出席し、スピーチを行った。タシ・ヤンゾム事務局長は、この会への参加と講演の機会を与えてくれた主催者に感謝し、また、女性の権利とジェンダーの平等のために戦う世界中の勇敢な女性たちに拍手と祝辞を贈った。

タシ・ヤンゾム事務局長は、チベットで起きている深刻な人権侵害について語り、100万人に近いチベット人の子どもたちが家族から強制的に引き離され、中国の植民地のような寄宿制学校に送られるという中国の残忍な同化政策について、集まった人々に伝えた。ソナム・ドルカル・コバヤシ氏がスピーチの日本語版を朗読した。

ミャンマー、カンボジア、ウクライナ、イラン、ベラルーシ、ウイグル、南モンゴル、香港、台湾の代表が、それぞれの地域で起きている不正や人権侵害について順番に語った。共通していたのは、ほとんどの抑圧された国々で中国共産党が介入していることであった。

その後、ピースマーチが行われた。国旗とプラカードを持った参加者たちは、花川戸公園から浅草の有名な浅草寺(せんそうじ)まで歩いた。

-ダライ・ラマ法王日本代表部事務所による報告

スピーチの日本語版を朗読するソナム・ドルカル・コバヤシ氏
東京で国際女性デーのピースマーチ
チベット人女性参加者たち
東京で国際女性デーのピースマーチ

オリジナル記事


 (翻訳:稲田かおり)