
今年もメン・ツィ・カン(チベット医学暦法研究所)発行のカレンダーを販売します。
西暦2021年は、チベット暦で2148年、鉄と丑の年(Metal-Ox Year)になります。
カレンダーのタンカ(仏画)は、中央には釈迦牟尼尊、上部には真ん中に釈迦如来、右に無量寿如来、左に薬師如来、下部には八大菩薩(チャンセムゲー)である虚空蔵菩薩、文殊菩薩、金剛手菩薩、観音菩薩、弥勒菩薩、普賢菩薩、地蔵菩薩、除蓋障菩薩が描かれています。
釈迦牟尼尊の弟子である八大菩薩は、悟りを得たにもかかわらず菩薩として留まることを誓われました。数え切れない六道を渡り、すべての生きとし生けるものの幸福のために尽くしてこられました。我々は常に釈迦牟尼尊と八大菩薩によって祝福されています。
私たちが菩薩の教えに従うことによって、菩薩たちの願いが叶うよう祈りを込め、釈迦牟尼尊と八大菩薩が描かれています。
なお、今回のタンカはダライ・ラマ法王の署名入りです。
この暦に(YA)(Zha)(LA)(NYA)と書かれた日があります。これらの日には大切な行事を行うことは好ましくないとされています。チベット人は、良いことを行う際、できるだけこれらの日を避けます。
(SA)はソージョンの日で、僧侶たちの懺悔の日を表し、毎月15日、寺院に僧侶たちは集ります。