(2004年3月13日)
3月13日土曜日午後、東京渋谷で「3月10日チベット民族蜂起記念日平和行進」(TSNJ 主催)が行われた。
集合場所の宮下公園で平和行進に先立ち、昨年のダライ・ラマ来日の招聘先である「チベット問題を考える議員連盟」(議員連盟)の代表の牧野聖修衆議院議員が、来日は「チ
ベット問題を考える議員連盟」結成10年の集大成であり、その成功もチベット支援者全員のお陰によるものと感謝の意を述べ、参加者たちは拍手でこれに応えた。
「先日はマドリッドでの列車爆破テロが起きましたが、そうした世界の状況の中で、チベット民族とダライ・ラマ法王が半世紀にわたり、非暴力と対話によって、失われた民族のアイデンティティーを取り戻そうと戦っています。北京政府とダライ・ラマ法王の誠意ある話し合いの場を作るために力を合わせていきます。その一環として、今年、米国の国務次官でチベット問題調整官のポーラ・ドブリアンスキーの来日会談を計画しています」と熱く抱負を語った。その後、ダライ・ラマ法王の3月10日声明がダライ・ラマ法王日本代表部事務所の広報担当官によって読み上げられ、参加者たちは厳かに聴き入った。
在日チベット人やチベット支援者たち総勢80人ほどの参加者たちは、カラフルなチベットの国旗を翻し、「チベットに自由を」などと書いたプラカードを下げ、「チベットに自由と人権を!」とシュプレヒコールを上げながら、渋谷の街を練り歩いた。
2004年チベットピースマーチアンケート・・・★参加者の皆さんの感想 ■ 3/13(土)はじめてピースマーチに参加させて頂きました。ありがとうございました。ダライラマの本に出会い、11月の講演、自主上映会など少しづつチベットを知り自分でも行動したいと思うようになりました。晴天の中、あざやかなチベット旗を手におそるおそるの行進スタートでしたが、道行く人に少しでも知っていただきたいと思い、声も出せました。これからも自分に出来る事を考えて行動していきたいと思います。チベットサポートグループの皆さんに敬意を表します。 ■ チベットが好きで、前々から何かチベットのためにできることはないかとは考えてはいましたが、一人では何もできないでいました。今回初めてこのような活動に参加でき、いろいろな活動をしていらっしゃる方々やグループを知ることができました。今日私が行進に参加したことだけでは何かがすぐに大きく変わるということはないでしょうが、これから自分のできることから少しづつやってみようという良いきっかけになりました。世界中の一人一人が平和を感じられるように祈ります。 ■ こんな気持の良いうららかな日に今生に生まれてきて自分が何か役に立てた事に喜びを感じます。町の人々に「チベット」という言葉も耳にしてもらうだけでそれが今後何かのきっかけをよんでくれればいいと思います。運命の流れで今日この場に居合わせることに感謝します。P.S. もう少し長い距離歩いてもよかったのでは? ■ 今年は参加者が少ないようで残念でしたが、ともかく皆様と一緒に歩けて良かったです。この灯が消えない様、いつまでも続けて下さい。応援しております。 ■ 第一回平和行進から参加させて頂いております。「思うだけ関心を持つだけでなく」行動を起こす。出来る事から意思表示をして、ささやかでもまとまって一丸になればサポートになると信じています。この様な平和デモを毎回続けることが大切と思います。本日は有難うございました。 ■ 今年で3回目です。季節もいい感じでスマートなマーチで渋谷の街を歩くことは本当にいいアピールだとおもいます。チベットで国旗を持っているだけでつかまるという意味でも、チベットの人達のかわりに3月の風に旗をたなびかせることはチベットの自由と人権に少しでもかかわっていければと思います。議員の方のお話にあったように日本の拉致の問題が世界では冷たくみられていることは日本人が国際的に人権問題に無関心だからだという意見は身につまされる言葉でした。 ■ 自国の国旗を持つだけで投獄のチベット本国の方達のかわりのつもりで渋谷の街を行進しました。皆が行動を起こす事はとても大切な事だと思います。 ■ 実に健全的なピースマーチ良かったです。もう少し一般市民に呼びかけるような形でデモを行っても良いと思いました。何のために何を目的でデモを行うのか、デモで何を成し遂げようとしているのかをハッキリ全員が認識できればもっと実のあるデモになったのではない家と思います。街にビラをまいたり、チベット迫害の現実を知らしめる何かを行う必要があるのではないでしょうか。平和的で楽しいマーチという感想で終らせないためにも戦略的なデモになることを願います。生意気ですみません。汚い字になってしまいまして誠に恐れ入ります。 ■ チベットとは(趣味の範囲ですが)長いつきあいになりました。実際独立をはたすことが本当にすべての人の幸福につながるのかわからないのですが、本日はとびいりで参加させていただきました。 チベットに自由と人権を! 世界中に平和を! ■ 継続は力です。今年も参加出来たことを嬉しく思います。 ■ オーガナイザーの方、たいへんおつかれさまでした。ありがとうございました。デモ行進はよかったのですが、渋谷の通りにおられる一般の方にはチベットの旗や高僧の方々のボードだけだと「チベット」というのがわかりにくいのではないかと思いました。バナーも「チベットに自由を」とか日本語で大きく書いたものの方がわかりやすいのでは?と感じました。あたりはうるさいので、またビルの中から行進を見ておられる方にはデモの声やアピールは伝わりにくいので、視覚で人目見てわかること、またダライラマの名は知名度が高いので、ダライラマとチベットを結びつけてパっと関心を抱いてもらえるように・・・また、沿道は外国人の方も多かったので、「FREE TIBET」と英語のバナーもあったらいいなと思いました。 何もしていないのに勝手なことを書いてすみませんが、せっかくの機会なのでできるだけ多くの人に関心をもってもらうにはーといろいろ考えました。 どうもありがとうございました。 ■ 今年は天候にも恵まれてよかったと思います。チベットハウスを見て初めての参加でしたがチベットハウスの方々が来ているのに少し驚きました。私はカナダの友人でチベット人がいますが日本で会うのは初めてでした。また来年もできたら参加したいと思います。一つ提案なのですが、チベット語でもシュプレヒコールをしたらもっと人の関心も引けるのではないでしょうか ■ 晴れた日でとても気持がいいピースマーチでした。もう少し短くてききとりやすいスローガンを用意した方が良いと思いました。マスクはかっこわるいのでもうちょっと良い方法を。 ■ 去年につづいて2回目です。今日のスローガンはちょっと長かったので、もう少し短めの覚えやすいフレーズを叫んだ方が沿道の人の耳にも残りやすいのではないかと思いました。お天気も良くたのしかったです。 ■ 今年も係の方ご苦労様でした。最初人数が少ないのでどうなる事かと思ったけど結構集まったので安心した。6日にも大久保の方でマーチがあったけど一本化して人数を多くした方がアピールできるのではないでしょうか?ホームページもいろいろ参考になりますが、もっと今日のような実利的なニュースやサポートの方法をのせて欲しい。それでないともっと手助けしたいという人がいてもどうしていいかわからない人がけっこういる。チベット好きな人も表面だけの法王フリークももう一歩ふみこんで欲しい。 ■ 在日チベット人にもっと参加してほしかった。 ■ たいへん疑問に思ったのですが、日本中の「リンポチェ」「ラマ」やチベットのお坊さんの方々の参加がなかったように思われますが、なぜですか?もしかするといらっしゃったのかもしれませんが、私にはわかりませんでした。 ■ もっと歩く距離を長く作り、歩く経路に中国大使館の周りだったりと変化があっても良かったと思う。メディアをもっと動かす事が出来ればこの問題ももっと多くの人々に知ってもらえると思う。国会などでももっともっと取り上げてもらいたい。天気もよく気持のいいピースマーチだった。来年はもと多くの人に参加して欲しい。 ■ 3/6に自由チベット協議会、13日にチベットサポートネットワークジャパンのピースマーチ、どちらも今回は中国大使館までいっていない!やはり直接中国に言わなければ意味が無いのではないだろうか?日本は国益のためにチベットを無視しているのだろうが、(なにしろ日本は中国に北朝鮮からまもってもらわなければならないから) チベットを見殺しにして「国益」になるのだろうか? ■ すべての人に心の平和が訪れますようにオーマニ ペメフム (アンケート結果追加3/29) ■ 01年、’02年、そして今年参加させていただきました。以前と比べて参加者が少なくなった様に感じました。特に若い人があまりいない事がとても残念です。日本でも若いミュージシャンが「FreeTibet]のイベントなど行っていたはずなのに・・・ ”日本人は世界の人権問題に対して無関心すぎる” まさにその通りだと思いました。 でも、今日参加し行進したことによって、少しでも関心を持ってくれる人ができればいいと思いました。 ■ 今日はじめて平和行進に参加できて多くの方が集まっていたことを嬉しく思いました。今年の2月にインドへ旅行して多くのチベットの方のおだやかな顔、熱心な五体投地礼に感動し関心を持ちました。他の方々(まだチベット問題を知らない人)も何かのきっかけがあれば、意識も変わってくると思います。世界平和はひとりひとりの心の平和あってのものかなと感じました。今日はどうもありがとうございました。 ■ 1. Please send out Announcements of events as soon as possible
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