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1954年10月 成蔵公路、青蔵公路が完成


「チベット政治史」(亜細亜大学アジア研究所)より抜粋

中国はラサと中国の間に2本の道路を建設した。1本は四川よりカムを経てラサに至る道路(成蔵公路、全長2413km)、もう1本は蘭州から西寧経由でラサに至る道路(青蔵公路、全長1965km)である。またラサの北方約150kmのダムに飛行場が建設された。中国より送りこまれた莫大な人数の政治犯と何千ものチベット人労働者がこの道路の建設に従事した。飛行場と道路はチベット人の利益にのみ利用されると中国側は公には発表していたものの、いざ完成してみるとチベットに駐屯している中国兵のための補給物資が中国から続々と送りこまれ始めたのである。こうして中国はチベットへの独裁体制を強化するための足掛りを築いたのであった。