2025年10月23日

ダラムサラ:ペンパ・ツェリン主席大臣は、中央チベット政権およびチベット人を代表し、日本の首相に就任した高市早苗氏に心からの祝意を表明し、日本初の女性総理大臣という歴史的な偉業を成し遂げたことを称賛した。
ペンパ・ツェリン主席大臣は祝辞のなかで、故・安倍晋三首相のチベット問題への揺るぎない支援に謝意を表すとともに、高市首相がチベットと日本の関係のさらなる深化に向けて尽力していることを高く評価した。
また、チベットにおける基本的自由の侵害を断固として非難する高市首相の率直な発言と、チベット人の権利擁護を求める継続的な姿勢は、首相の模範的な道義的勇気を示していると述べ、そのことは、今年日本で開催された「第9回チベットに関する世界国会議員会議」の成功に大きく寄与したものであり、深く感謝していると述べた。
さらに、「日本チベット国会議員連盟」について取り上げ、日本チベット国会議員連盟が世界で最も規模が大きく活発な支援団体の一つであること、日本の議員たちが党派を超えて抱く深い思いやりと道義的信念を体現していることを述べ、こうした連帯がチベット人の不屈の精神を支え続け、亡命チベット社会における民主的制度を強化する原動力となっていると強調した。
最後にペンパ・ツェリン主席大臣は、新たな時代に向けて、高市首相の主導のもと、日本とチベットの友好関係がさらに深まり、日本が引き続きチベットと共に歩み、支援を継続していくことを確信していると述べた。
首席大臣は祈りを捧げ、高市新首相の今後の成功を祈願して祝辞を締めくくった。






