2024年11月5日
東京：2024年11月３日の文化の日、チベットハウス・ジャパンは“ゴルシェ”と呼ばれる、チベットのサークルダンス体験会を開催し、多くの日本人とチベット人が参加した。チベットの伝統的な衣装を着た人も見られた。
チベットハウス・ジャパン代表のアリヤ・ツェワン・ギャルポ博士は、参加者を歓迎し、チベット文化への関心に感謝の意を表した。アリヤ博士は、このイベントの目的は文化交流を促進し、チベットのサークルダンスの楽しさと美しさを日本人と分かち合うことだと説明した。また、チベットの伝統的なダンスの動きには、精神的、ヨガ的な要素が含まれており、それが心身の健康に役立つと強調した。
チベットハウスのタシ・ヤンゾム事務局長は、ステップや動きを指導し、参加者たちは主に2つのダンス、「ガンチェン・ボドキー・テンパ」と「ユドラン・ツァンガ・シク・シク」を中心に体験した。皆で輪になってステップを踏み、チベット人参加者がダンスのスムーズな流れをサポートした。
また、日本人の参加者は、チベットのゴルシェと共通点を持つ日本の伝統的な盆踊りを紹介した。盆踊りは通常、日本の夏のお盆に踊られる。チベットのゴルシェと日本の盆踊りは、参加者が輪になって踊り、決まったステップに合わせて手を動かすなどの共通点がある。
チベット人と日本人が一緒に踊る時間は、楽しさと笑いと友情に満ちていた。イベント終了後、チベットのバター茶がふるまわれ、皆で感想や楽しい体験を分かち合った。多くの参加者が、主催したチベットハウスに、このような文化イベントをもっと開催してほしいと要望した。
–ダライ・ラマ法王日本代表部事務所による報告
(翻訳:稲田かおり)