連れ去られたチベットの少年 Tibet’s Stolen Child 

中国共産党のチベット統治の下、チベット人のアイデンティティが危 機に瀕しています。 中国共産党のチベット統治の実体を示している のが、本書のテーマであるパンチェン・ラマ11世ゲンドゥン・チューキ・ ニマが置かれている苦境と言ってもいいでしょう。 パンチェン・ラマは チベット仏教第2位の高僧です。 1995年、5月14日、 当時6歳であっ たゲンドゥン・チューキ・ニマは、ダライ・ラマ14世からパンチェン・ラマ11 世に認定されました。 しかし、 その3日後、ゲンドゥン・チューキ・ニマ は中国政府に拉致されました。 さらに、ゲンドゥン・チューキ・ニマの家 族、 そして、 パンチェン・ラマの転生者の選定の責任者であったチャ デル・リンポチェまでもが拉致されたのです。 悪夢のようなこの日以降、 いつの日かパンチェン・ラマから祝福を受けることができる日を夢見な がら世界中の仏教徒は生きています。

 

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