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若いチベット人女性、チベット脱走中に集団暴行を受ける

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チベット人権民主センターのレポート

1998年末、若いチベット人女性がチベットからインドへ逃亡中に、集団暴行を受けたとのことだ。事件は連れの17歳の女性に目撃された。

被害者は18歳、警察官と思われる制服を着用した5人組の男たちに暴行を受けた。容疑者たちは、その後ンガリの刑務所に抑留された。被害者はこの悲惨な体験の間、意識を失っていた…

被害者と連れの3人の女性たちは、ネパールの国境に向かう途中、ンガリの宿泊にしていたとき、例の5人組の男たちに逮捕された。女性たちは、動けなくなるまで尋問され、鞭で打たれ、スパイ行為を非難された。それから、今回の暴行の被害者は電気仕掛けの家畜用の突き棒(注)で背中を打たれ、意識を失った。そのとき、さるぐつわのはめられた仲間の1人が、被害者が5人の男たち各々に暴行を受けたことを供述した。そして、それは1時間に及んだということだ。5人組13人の中国人と2人のチベット人がこの暴行に及んだ。

翌朝まで、被害者は意識を失って身動きできなかった。その後、3日間入院した。翌日、被害者とその仲間の女性たちは、インドへの逃避行を続けた。彼女たちはネパールの国境で再逮捕され、カトマンズに連行された。そのうち、被害者とその目撃者の女性は、1998年12月19日、カトマンズに到着が確認された。暴行事件に居合せた他の2人の女性は、依然として行方不明である。

こうした拘留中の暴行事件の報道は、ほとんどないものの、女性が国境沿いで身柄を拘束された場合、性的虐待にあいやすいとの証言がある。暴行された事実は、特に尼僧にとっては汚名につながるため、報道されない事件が多数あるとのことだ。

その後、4人全員が暴行を受けたとの報告がある。いずれにせよ、女性や子供に対するこうした悲惨な事件は氷山の一角である。

(注) 電気仕掛けの家畜の突き棒 … 通称電気棒
80年代以降、中国当局はこの新しい拷問を導入。電気棒の大きさと電力は様々である。囚人の顔や身体を殴ったり、女性囚に対する性的暴行に使われている。膣や肛門に電気棒を挿入されたとの報告も数多くある。また尋問の際、返答が違うとして口に入れられ、舌は大やけどをしたり歯がぼろぼろになったりというケースもある。体の障害はもとより、精神障害につながることも多い。

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