(2014年11月10日)
ダラムサラ:米国国務省のプレスリリースによれば、米国チベット問題調査官のサラ・セウォール氏は、2014年11月9日から16日にかけてのネパールとインドの訪問中に両国内チベット人コミュニティを訪問する予定である。
米国チベット問題調査官として、セウォール次官は、チベット人難民問題について議論のためインドのダラムサラへも訪問を予定している。
プレスリリースによれば「次官は、インドとネパール内のチベット人難民コミュニティのため、良質な健康サービスへの門戸を万人に開き、特に子供や妊婦の予防可能な死亡を根絶し結核のない社会をつくることを目的として、健康増進プロジェクト向けの320万ドルの新たな賞の創設を発表予定である」という。
サラ・セウォール氏は、カトマンズとポカラのチベット人居留地も訪問の予定である。ネパール滞在中、セウォール次官は首相、外相のほか政府高官とともに会談し、ネパール憲法制定と民主化への移行完了も含めた二国間協力の重要課題について議論することになっている。
(翻訳:H)