(2012年1月14日 CTA)
チベットからの最新情報によると、2012年1月14日ンガバ州にて新たな焼身自殺者が出た。遺体は地元警察により取り上げられた。およそ700人の地元住民が遺体の引渡しを要求するため、警察署をとりかこんだ。この要求を警察が拒否した事により警察住民間での衝突が起こり、高齢のチベット女性一名が警官に射殺されたと報告されている。
チベット中央政権は市民への暴力行使に対して非難し、中国政府のさらなる暴力行使を抑えるため国際団体に介入するよう要請した。さらに、国際団体、国連、進歩的な中国人知識人らに対し、現在の現地実情を把握するために観察者を派遣するよう要求した。
中国政府はこれらの焼身自殺の件に対し全面責任を負わねばならない。チベットとチベット人の解放のために起こったこれらの不幸な事件を中国政府力で終わらせるべきである。
(翻訳:H.Fujita)