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民進党(台湾)主席、チベット問題に懸念を表明


(2012年2月21日 フォーカス・タイワン(中央通信社))

台湾野党第一党、民主進歩党(DPP)の蔡英文主席が、中国支配の下で長期にわたる弾圧に耐えているチベット民族の現状を憂慮しているとDPPシンクタンクが発表した。

ダライ・ラマ法王台湾代表部事務所(ダライ・ラマ法王チベット宗教基金会)のダワ・ツェリン代表との会談で同シンクタンクは、チベット人僧侶や若者が政治的、宗教的弾圧に対し焼身という手段で抗議をしている事態を大変痛ましく感じている、という蔡主席の見解を伝えた。

主席はチベットの現状を憂いチベット運動を支援することを宣言した、と同シンクタンク、新境界文教基金会の蕭美琴副会長は述べた。

声明はダライ・ラマ法王が蔡主席に書いた書簡に応えるかたちで発表された。書簡には今年1月14日に行われた総統選挙および立法委員選挙における蔡主席およびDPPの健闘を讃える内容が記されている。書簡は会談の場でダワ・ツェリン代表からDPPに手渡された。

蔡主席は別の声明において、ダライ・ラマ法王が台湾の民主主義の進展に関心を寄せておられること、また人権擁護運動に深く関わられていることを高く評価している。

法王は政治からは引退されたが、万人に人権が保障されることの重要性を説くという宗教家としての役割を継続して担っておいでになる、と蔡氏は語っている。

台湾政府は対中国政策において人権と民主主義を重要視するべきだ、と蔡主席は主張する。同氏は1月14日の総統選挙で現職の国民党、馬英九氏に敗れている。

蔡氏は馬政府に対し、チベット問題についてその沈黙を破り、中国のチベット民族弾圧に抗議するよう強く迫っている。


(翻訳:中村高子)