2022年7月12日
スタッフ・リポーター

東京:2022年7月10日、東京在住のチベット人および日本人有志が、曙橋のチベット・レストラン「タシデレ」で、14世ダライ・ラマ法王の87歳の誕生日を祝った。
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所からは、スタッフのツェラ氏が出席し、ダライ・ラマ法王の肖像画にバター・ランプとカターを捧げ、主催者であるレストラン「タシデレ」と出席者に、事務所を代表して感謝の言葉を述べた。
ツェラ氏はまた、チベットの大義の強力な支持者であった元首相、安倍晋三氏の悲劇的な逝去について、動揺と落胆を表明した。ダラムサラのチベット亡命政権も、この事件に衝撃を受け、哀悼のメッセージを遺族に送った。ツェラ氏は、この偉大な指導者のために、東京のチベット人たちが間もなく祈祷会を開くことになっていると述べた。また現在、コロナ・ウィルス流行のために、ダライ・ラマ法王の誕生日を祝う公式行事が延期されていることも報告した。
レストランの経営者であるロサン・イシ(黒木露讃)氏はゲストを歓迎し、このダライ・ラマ法王の誕生祝賀会の日は偶然にも、タシデレの7周年と同じ日であると述べた。
それから、元チベット舞台芸術研究所(TIPA)のアーチスト、テンジン・クンサン氏と、テンジン・ゲニャン氏が日本人アーチストらとともにチベットの歌を演奏した。ダラムサラでチベット薬学を学んだ小川康博士が、演奏曲の解説を行った。
――ダライ・ラマ法王日本代表部事務所による報告


(翻訳:麻雪)