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日本到着

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ダライ・ラマ法王が6日朝、成田国際空港に到着された。ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のラクパ・ツォコ代表や社会法人大阪青年会議所(JCI )役員らが儀式用スカーフ、カターを手に法王を歓迎した。

今回の来日はJCIの招聘で実現したもので、JCIは5000人を招待してイベントを企画している。さらに法王は広島市で開催される第11回ノーベル平和賞受賞者世界サミットにも出席される予定である。

大阪に向かう前に簡単な記者会見が開かれた。学校教育でチベット語の使用を制限するという政府の方針に反発した学生がチベットでデモを起こしていることに関して意見を求められたダライ・ラマ法王は、まず、チベット語がサンスクリットを起源に発達した豊かな言語であるということを説明された。そして、「今回の抗議デモの要因は、中国当局がチベットの学校に中国語による授業を義務づけようとしたことにある。私たちは政治的な分離を望んでいるわけではない。しかし、チベット語、チベット仏教哲学、チベット仏教科学、そして宗教としてのチベット仏教は大変奥深いものであり、私たちはそれらを心から愛し誇りに思っている」と続けられた。

総選挙が行われたばかりのビルマの現状については、「ビルマは多くの立派な仏教家を生んできた素晴らしい仏教国であるが、残念ながら現在は軍事政権の支配下にある。アウン・サン・スー・チーさんの解放に関しては多くのノーベル平和賞受賞者や国連事務総長も政府に要請をしてきたが未だに自宅軟禁が続いている。とても悲しいことだ。私自身も政府に対して『あなた方も仏教徒だ。仏教の教えを実践するべきだ』と訴えたこともあった」と話された。

今年劉暁波氏がノーベル平和賞を受賞したことについてもコメントが求められた。法王は、中国民主化のための劉氏の努力を常に評価してきた。「将来的にこれは中国にとっていいことだ。中国は強い国になった。しかしもっと世界に貢献するつもりなら自国民と世界の人々の信用を勝ち得なければいけない。検閲制度は社会倫理に反している。13億の中国国民には知る権利がある。」

引退について尋ねられると、「ダライ・ラマに宗教的・政治的支配力を与えるという4世紀に渡って守られてきた伝統は2001年に終わっている」と説明された。2001年、亡命チベット人社会は民主主義を導入し、政治的指導者としてカロン・トリパを選出した。「ダライ・ラマが必要か否かはチベット民族が決定することだ。しかしこの歳になったら私にも引退する権利があるのではないだろうか?」とおっしゃって法王は少しお笑いになった。

その日の夕方、法王と一行は大阪市に入った。大阪を皮切りに7日から9日間の日程で奈良市、新居浜市、そして広島市を訪問される予定である。

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