2021年9月5日
日本、東京
スタッフレポーター
チベットハウス・ジャパンの主催で9月5日、日本と韓国在住のチベット人が第61回チベット民主化記念日を祝いました。東京で新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されていることを考慮し、オンラインで開催されました。
チベット・テレビが製作したダライ・ラマ法王とチベット民主主義の進化に関する15分間のビデオが紹介されました。
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のアリヤ・ツェワン・ギャルポ代表は、この記念日に寄せられたチベット亡命政権内閣からのメッセージを読み上げ、民主主義とチベット亡命政権(CTA)が効果的に機能することの重要性について話しました。また、チベットの状況の深刻さと、チベット国内のチベット人が自由を回復し正義をもたらすために信仰を捧げていることを忘れないように、と世界中のチベット人に呼びかけました。
チベットハウス・コリアのゲシェ・ナムカ師、在日チベット人コミュニティのソナム氏、韓国に新たに設立されたチベット人コミュニティのゲシェ・テンジン・サンポ氏がスピーチを行い、チベットのために団結し協力することの必要性を訴えました。
参加者は、チベット議会の行き詰まりと憲法上の危機を嘆き、CTAに問題の早期解決と議会の再開を要請しました。
その後、アリヤ代表は、先週日本の国会の公聴会に提出した9ページにわたるチベットに関する報告書の概要を説明し、チベットが直面している危機的で困難な状況について詳しく説明しました。
ダライ・ラマ法王日本代表事務所の会計および事務局を担当するジグメ・ツェテン氏が司会を務めました。
(翻訳:MK)