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感謝祭 —ありがとう インド— の開幕

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(2009年3月24日 Tibet.Net )

3月26日ニューデリーで、亡命チベット政権内閣首席大臣サムドン・リンポチェによってインド政府及びインド国民の方々への五日間にわたる感謝祭の幕が切って落とされた。

このイベントは、チベットの亡命50周年を記念して開催される一連の行事の一つ。1959年、中国支配に対するチベット人の蜂起は鎮圧され、チベットの指導者であるダライ・ラマ法王と幾万ものチベット人が余儀なく亡命し、その多くがインドへと避難した。

インド国際センターの主賓席上で、サムドン・リンポチェ教授は50年にわたるインド政府の歓待に対しヒンドゥー語で感謝の辞を述べた。

この感謝祭はインド国際センター、中央チベット政権情報・国際関係省及びダライ・ラマ法王代表部ニューデリー事務所が共同で開催。チベット亡命政権ホームページによると、このイベントには、ダライ・ラマ法王の指導のもと教育・文化保護・共同体構築分野での急速な進歩に献身し、チベットの民の基本的なアイデンティティを保持し続けてきたチベット難民の偉業をたたえる目的もある。

この感謝祭の主な催しは、映画やドキュメンタリーの上映と、タンカ(チベット仏画)、メタル彫刻、木彫り、伝統的な絨毯と前掛けの織物、チベット古典文学などの文化展である。他にも大きな目玉として、チベットの仏教、文化および環境に関して著名なチベット人専門家のみならず他国の優れた先生方が講義を行う。
3月31日の最終日には、ダライ・ラマ法王が恩寵を授ける。