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後継者はチベット国外から選出、とダライ・ラマ法王

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(2007年11月28日 Japan Times, AFP)

チベット仏教教主ダライ・ラマ14世は27日、インド北部のシーク教の聖地アムリツァルで行われた異教徒間の会合の場でインタビューに応じ、このままインド亡命を強いられたまま死ぬことがあれば、自らの後継者はチベット以外の土地から選ばれることになるだろうと述べた。

ダライ・ラマ法王は、「もし亡命中に私が死ぬようなことがあれば、チベットの外に転生するのが当然でしょう。」と選定された3名の記者に語った。

約50年に及ぶ亡命生活を送っている72歳の法王は、「通常とは異なる方法」での後継者選出を視野に入れているという。具体的には、「ローマ法王のような選出方法」のように、高官や高僧など伝統的なやりかたを継承できる者に引き継ぐという方法が考えられる。しかし、いずれの場合もチベット外での選出となる。

さらに「本人が生きているうちに後継者を選出した例は、過去にも例があります」とも述べたが、詳細については言及しなかった。

自分が生きているうちに後継者を選出すると、ダライ・ラマ法王が述べたことを受けて、先週、中国側は、仏教の伝統を尊重していないとして法王を厳しく非難した。この件について問われた法王は「中国は、間違いなく、別の人物を後継者に任命することでしょう」、と答えた。

北インドのシーク教の聖地で開催された信仰に関する会議の合間に話をしたダライ・ラマ法王は、「後継者選出のプロセスは、まだ本格的に始まったわけではありません。」と述べ、「定期健診の結果からすると、あと数十年は元気で過ごせそうです」と付け加えた。

また、AFPが伝えたところによると、後継者選びなど新指導体制の構築に関して、自身の生前にチベット人仏教徒による住民投票で決めるべきだ、との考えを示したという。
法王は住民投票について、「私の健康状態が悪化し、死期が近づいたときに実施すべきだ」と述べ、中国やネパール、インドからモンゴルまでの仏教徒が参加するだろう、と語った。

2007年11月27日、インド北部のアムリツァル(Amritsar)で
黄金寺院を訪れたチベット仏教教主ダライ・ラマ14世(中央)
©AFP/NARINDER NANU
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