2022年7月18日
スタッフ・リポーター
東京: 在日チベット人コミュニティ(TCJ)は、7月17日(日)に、チベット問題の強力な支援者でもあった著名なリーダー、安倍晋三元首相の悲劇的な死去を悼み、祈祷会を開催しました。
ダライ・ラマ法王日本代表部のタシ・ヤンゾム事務局長は、安倍元首相の突然の悲劇的な逝去に対して深い悲しみを表明し、これは日本だけでなく世界全体にとって大きな損失であると述べました。また、チベット人の自由への闘いに対する、氏の長年の支持について明らかにし、彼の民主的なビジョンを賞賛しました。ダライ・ラマ法王が遺族に送った弔書を読み上げ、チベット人たちの強い喪失感を示しました。
在日チベット人コミュニティのソナム・ツェリン副代表は、この悲劇的な損失に悲しみを表し、日本のチベット人は元首相の突然の死去にショックを受け、嘆いている、と述べました。また、故安倍晋三氏が「日本チベット議員連盟」の結成を支援・鼓舞してくれたことを称賛しました。
ダライ・ラマ法王日本代表部は7月11日の安倍氏の葬儀に供花を送り、その後ツェラ氏と長谷川氏が衆議院議員会館を訪問し、ダライ・ラマ法王、ペンパ・ツェリン主席大臣、ケンポ・ソナム・テンフェル議長、DIIRのノルジン・ドルマ大臣からの弔書を届けました。
ターラー菩薩真言、般若心経、観音菩薩真言が唱えられ、亡き魂が速やかに高次の世界へ生まれ変わるよう祈りを捧げました。条例に従って感染症対策を行い、人数を制限しての祈祷会となりました。
――ダライ・ラマ法王日本代表部事務所による報告
(翻訳:S.Suzuki)