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国際人権デー記念 「人権のためのパレード」

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1999年12月10日
東京

1999年12月10日は、世界人権宣言51周年。
アムネスティ・インターナショナル日本支部が「国際人権NGOネットワーク」と共同して、東京・渋谷にて街頭パレードを企画し、多くの人々に参加を呼びかけた。当日の参加者は総勢200人。

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所でも、チベットの人権尊重アピールを目的として、参加者ひとりひとりチベット国旗を手に持ちパレードに加わった。

パレード終了後には、宮下公園にて各団体によるリレートークが行われた。以下に紹介するのは、そのリレートークに際して、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のギュルミ・ワンダー氏のスピーチである。

◆◆ギュルミ・ワンダー氏スピーチ◆◆

私はチベット人。チベットが中国共産党の支配下に置かれて40年が経った。今でも苦しんでいる。チベットの人口は600万人。中国共産党によって120万人以上が殺された。いまだにチベットには言論の自由もない。ダライ・ラマの写真を持っているだけで、刑務所に送られ、拷問をかけられる。そういう人々が世界にはたくさんいる。そういう意味で、今から51年前の今日、国連によって「世界人権宣言」という素晴らしい宣言が発表された。心から感謝している。しかし、51年前に作った素晴らしい宣言を、今の国連が使いこなせているのかは疑問。ある国に対しては武力によって人権問題を解決しようとしている。しかし、別の国では、40、50年経った今でも、国連がその影響力を行使できずにいる。国連に言いたいのは、「自分たちが作った宣言を使いこなせるようにしてほしい」ということ。

今晩こうした機会を提供してくださったアムネスティ・インターナショナル日本支部に感謝の意を表したい。偉大な人間とは、地位、お金、学問を持っている人間ではないと思う。もし、21世紀に本当の平和を望むのなら、思いやりの心を持って、その問題解決に対処すべきである。

ありがとうございました。

(Photo/アムネスティ・インターナショナル日本支部 & Mr.Sonam)

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