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四川省ンガパ チベット人僧侶3名、禁固12年の判決

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(2004年2月5日 AFP)

人権団体(チベット協議会、フリーチベット・キャンペーン、インターナショナル・キャンペーン・フォア・チベット)によると、チベットの精神的指導者ダライ・ラマの写真を所持したり、チベット国旗を描くなどしたりしていたチベット人僧侶が、12年の禁固刑を言い渡されたということである。判決が下されたのは、チベット自治区との境、四川省ンガパ州カコク郡のカンマル寺院の僧、チャデル・ダルゲ、ゲドゥン・トクペル、ジャンパ・チョペルの3名である。他に逮捕されたミギュ・ギャツォとジャンパ・オゼの2人も判決を待っているところだが、後者は体調を崩して入院中との報告がある。

去年8月、チベット独立をスローガンにした資料を配布したとして、これら5人と他1名の僧侶が1年から12年の禁固刑判決が下された、とロンドンに本拠地を置くTIN(チベット情報ネットワーク)が報告。警察は逮捕された僧侶のひとりの部屋を捜索した際に、ダライ・ラマの写真とチベット国旗を大量に押収した、という。判決の日、地元の警察はコメントを拒否し、裁判所職員らに迅速な問い合わせをすることができなかった。判決を受けた僧侶らが皆、寺院で重要な地位に付いている者であることは間違いない。ダライ・ラマの写真が掲げている壁をバックにカンマル寺院の僧侶4人が写っている写真をTINは入手した。(右写真→)

報告書によると、特に、かつてはアムドやカムと呼ばれ、現在は中国の青海省、四川省、雲南省、甘粛省に統合されたチベット自治区外のチベット人地域では、今でも多くのチベット人が個人的にダライ・ラマの写真を飾っているということだ。昨年度の米国務省「世界の信仰の自由に関する年次報告書」では、中国でダライ・ラマの写真の所有する人が増えていると証言している。同報告書は、中国政府高官の発言を以下のように掲載している。

  • ダライ・ラマの写真の所有や掲示は違法行為ではない。
  • ダライ・ラマの写真所有や掲示には、政治的用途と宗教的用途がある。
  • 宗教的肖像としてダライ・ラマを崇拝する目的で個人がダライ・ラマの写真を所有することは適切であるが(宗教的用途)、「分離主義を支持する」目的で写真が使用される(政治的用途)のは適切ではない。

中国は、68歳のダライ・ラマを「分離主義者」であるとして常に非難し、ダライ・ラマが世界の指導者らと会談することに常に反対している。

3月10日の民族蜂起を祝う僧侶たち。2002年頃?(写真TIN)
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