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北京内ホテル・温浴施設、人種差別的取締りをチベット人とウイグル人に実施

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(2012年2月10日 shanghaiist.com

2012年2月2日

北京・海淀地区にある花垣道路公安省により、ある通知が発表された。この通知では、近隣のホテル経営者及び温浴施設経営者に対し、チベット人及びウイグル人の全顧客を報告する事を要求している。さらに全顧客の民族性を身分証明書や検査により確実にすることも要求されている。

ここ上海でも、2008年オリンピック時にトゥモローズスクエア(JWマリオットホテル客室が入るビル)より同様の通知があった。当通知では「チベット人、新疆ウイグル族、青海省化隆地区の回族と確認された者は全て」保安部へ報告するよう要求されていた。

過去に紹介したが、2009年、27歳のウイグル人写真家でメディア学生でもあるクンガバンジン・サイマイチ氏が新疆から瀋陽へ到着した際、彼がウイグル人というだけで、全てのホテルやネットカフェが宿泊拒否をしたという事例がある。

中国政府は、なぜチベット人やウイグル人が自分達を中国人であると意識しないか、分からないままなのだろうか?


(翻訳:Hiromi Fujita)