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中央チベット政権内閣 ヴァーツラフ・ハヴェル大統領の死を嘆く

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(2012年1月5日)

ダラムサラ: チベット人に揺るぎない支持を示してきたチェコ共和国ヴァーツラフ・ハヴェル大統領の死去に、中央チベット政権は深い悲しみを表明した。

中央チベット政権内閣は亡き大統領の妻であるダグマール・ハヴェル夫人に宛てた手紙に「2011年12月18日、ヴァーツラフ・ハヴェル大統領が亡くなられた事は誠に残念でなりません。中央チベット政権内閣及び全チベット人より心からお悔やみ申し上げます。チベット人は、誠実な敬愛する友人を失ってしまいました」と述べている。

中央チベット政権内閣は「ハヴェル氏が1990年に大統領になってすぐダライ・ラマ法王をチェコ共和国へ招待する意思表示を行った事は、現在でもチベット人の記憶に残っている。2003年にプラハで開催した第4回国際チベット支援団体会議にハヴェル氏を主賓として招いた事は、我々にとって名誉で光栄な事である。当時のハヴェル氏のスピーチは素晴らしいものだった」「自由と基本的人権のために戦うチベット人に対する関心を高めるために素晴らしい貢献を行ったハヴェル大統領への感謝の気持ちとして、2004年にダライ・ラマ法王より『真実の光』賞が贈られている」「中央チベット政権内閣とチベット人の心と祈りの中に、いつまでもハヴェル大統領の思い出は残る」と述べた。


(翻訳:Fujita Hiromi)