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中央チベット政権センゲ首相、衆議院議員選挙に勝利した安倍総理にお祝いの言葉を述べる

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2017年10月23日
インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラ

中央チベット政権(CTA)主席大臣、ロブサン・センゲ首相は、本日、安倍晋三総理と自由民主党に対し、衆議院議員選挙で勝利を収めたことについて、お祝いの言葉を述べました。

安倍総理と自民党は、連立与党と合わせて衆議院で3分の2となる313議席を確保しました。この連立与党は、参議院でもすでに3分の2を超える議席を持ち、両院で自民党が多数派を占めています。

センゲ首相は日本のチベット支援と、ダライ・ラマ法王やセンゲ首相を含むチベット高官の訪日中に、常に受ける手厚い接遇について感謝の意を述べました。

「チベットの人々に代わり、安倍首相が再び選挙に勝利したことをお祝いし、日本の次期首相としての成功を祈ります。また、日本の人々と政府が、チベットの民主主義と非暴力の闘いに対し、長年の支持をしてくださることに感謝いたします。CTAの中道のアプローチにもとづくチベット問題の解決に向け、皆様の継続的な支持を期待しています。」と述べました。

センゲ首相は、2012年4月に安倍総理と会談しました。安倍総理は、チベット問題解決は日本の複数の政党が支持するまれな問題の1つであると述べました。また、チベットの状況を変えるために支援に最善を尽くしたいと伝えました。2012年11月にダライ・ラマ法王が来日した際は、会議で法王への支持を繰り返し表明しました。

センゲ首相は今年2月に日本の国会議員への講演のために来日し、中道のアプローチを通したチベット問題解決への支持を強調しました。日本の国会議員87人で構成されるチベット支援グループは、議会のチベット支援グループとしては世界で最大のものになります。


(翻訳:高山くみ子)