2001年5月17日
AFP(北京)
中国政府はアメリカ政府のチベット問題特別調整官任命に伴い、内政干渉であると批判。
中国政府外務省報道官孫玉璽(スン・ユシ)は会見で、「チベットは中国領土の一部であり、他国政府がチベット独立を支援し、チベット問題を通して内政干渉を行うことを止めるよう求める。」と述べた。
パウエル国務長官がチベット問題の特別調整官にドブリアンスキー国務次官(地球規模問題担当)を任命した。
ドブリアンスキー国務次官は、非公式も含め、国務省人権民主局で人権問題に幅広く携わった経験がある。
アメリカ政府がチベットを中国の一部と認めても、今回のドブリアンスキー国務次官の任命はブッシュ新政権が人権問題を重要視していることを表している。とアメリカ政府側は述べている。