2022年9月15日
スタッフレポーター
ラサ(チベット) 9月14日(ANI):チベットに対する度重なる主張を堅持する中国は、現在チベットへの侵略の見方を歪め、この地域に対する不当な主張を正当化するツールとして、本を利用している。
中国の習近平国家主席自身が執筆した本までも、多言語版の歴史書として出版・配布すことで、中国共産党は中国版チベット歴史を若い世代に刷り込もうとしていると、チベット・ライト・コレクティブの報告書は述べている。
中国がチベットの学校・大学に、中国共産党監修の中国版チベット史を記した「民族統一発展百科全書(チベット編)」を導入しようとしているとの報道もある。
また、中国共産党がチベット地域で多言語版「人権の尊重と保障に関する習近平の論述抄録」を出版・配布しているとの報道もある。
チベット・ライト・コレクティブの報告によると、中露、中仏、中西、中日版の「人権の尊重と保障に関する習近平の論述抄録」は、中国共産党中央委員会党史和文献研究所が編集し翻訳したものである。
詳しくはこちらをご覧ください。
(翻訳:Sakura Nakayama)