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ンガバのチベット人作家3人に懲役刑が言い渡される


(2011年1月4日 ダラムサラ)

中国の裁判所は「国家分離を煽る行動を採った」かどで、アムド地方ンガバ地区の三人のチベット人に最高四年の懲役刑を課す判決を下した。昨年10月3日に審理を開始したンガバ地区の中等人民裁判所が先週木曜日に判決を下したのは、ジャンツェ・ドンコ、ブッダ、ケルサン・ジンパの3人。

ラジオ・フリー・アジア(RFA)がチベット情報筋から得た情報では、このうち、ジャンツェ・ドンコとブッダには懲役四年の刑、ケルサン・ジンパには懲役三年の刑が言い渡された。

RFAは情報源を明らかにしたうえで、三人の弁護士と家族は、判決の際、法廷で弁論を許された、と報道した。

RFAによれば、判事は判決に際して一同に起立を求めたが、三人はそれに従わず、着席したままであった。判事がジャンツェ・ドンコに対し、懲役四年の刑を言い渡したとき、他の二人が沈黙を守るなか、ジャンツェは拍手した。
三人のチベット人は、去年6月から7月にかけて、雑誌「シャー・ドゥングリ(東方の雪山)」の紙上に、2008年のチベット蜂起に関する記事を掲載したことを主な罪状として逮捕された。雑誌は現在、発禁処分中で、編集者のタシ・ラブテンは、バーカム郡の刑務所に収監されている。

ブッダ(34歳)は、医者を本業とし、副業として編集業と作家業を営んでいたが、昨年6月26日に勤務先の病院で逮捕された。

ドンコは1978年生まれで、出身地であるンガバ地方のキュンチュ地区で友人とともに、有名な保育園を設立した人物だった。昨年7月21日、自宅で逮捕された。

ケルサン・ジンパは、甘粛省甘南チベット自治州のサンチュ郡出身の詩人で作家。昨年7月19日、自宅でンガバ公安局によって逮捕された。ケルサンは、短期間、亡命地区にある、キルティ僧院で勉学していたことがある。

ジャンツェ・ドンコ
ブッダ

 

 

 

 

 


(翻訳:吉田明子)