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モンパ族 トゥルク・テンジン・デレクの釈放を要求

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(2004年11月8日 チベットネット)

モンパ族(インド北東部アルナチャル・プラデッシュのチベット系の少数民族。勇壮で敬虔な仏教徒として知られる)は、トゥルク・テンジン・デレクの釈放を求めてデモ行進を行った。

モンパ族は、常にチベット人とその主義を支持してきた。何千キロもの平和行進を歩き、チベット人に対する団結心を示してきた。チベット仏教徒でもあり、文化的にもチベット人に非常に近い習慣を持つ彼らは、同胞と認めるチベット人が弾圧迫害を受けた宗教や伝統文化を守ろうと常に立ち上がってきた。インドのアルナチャル・プラデシュにあるモンタワンはチベット人からダライ・ラマ6世ツェワン・ギャッツォの生まれ故郷と信じられる土地で、そこに住むモンパ族が今回もチベット人の主張に賛同を示し、トゥルク・テンジン・デレクの釈放要求を求める大きな動きに参加したわけである。5000人に及ぶモンパ族が、チベットの旗やプラカード等を掲げ、デモ行進を行った。プラカードには次のようなことが書かれていた。

「トゥルク・テンジン・デレクに自由を!」
「トゥルウ・テンジン・デレクの死刑執行反対!」
「トゥルク・テンジン・デレク万歳!」

今回のデモ行進を組織したのは、チベット仏教文化及び人権保護の団体「ギャワ・ツェワン・ギャッツォ財団」である。インドの国会議員であるツェワン・トンドゥプ氏も静かに皆を支え、そのデモ行進に終日参加した。ツェワン・トンドゥプ氏は、トゥルク・テンジン・デレクへの連帯意識を演説で次のように表明した。
「テンジン・デレクに対してなされた、恣意的な死刑宣告は、人権侵害問題である」

「ギャワ・ツェワン・ギャッツォ財団」のトゥプテン・プンツォック理事も次のように語った。
「財団は、死刑判決を非難する。それは、人権に対する、露骨な無視である。アナン国連事務総長への嘆願書への署名が18000集められた。さらに、胡錦濤中国国家主席、インドの大統領や首相への嘆願書の署名運動を行う予定である。我々は、ダライ・ラマ法王様に深い尊敬の念を抱いている。インドの国民として、これからもチベット人の主張を支持する」

トゥルク・テンジン・デレク