(2007年11月11日 ANI)
(11月11日、ダラムサラ発) ダラムサラで開かれていた仏教の祭りの最終日に、モンゴルとロシアの仏教徒が、チベットの精神的指導者ダライ・ラマ法王の長寿を願って祈りを捧げた。
今回、700人を越えるモンゴルとロシアの仏教徒が仏教の祭りに参加した。この祭りがインドで開催されるのは今回が初めて。
祭りに参加するためアメリカからやってきたロシア人仏教徒のイラーナさんは、「この祝祭に参加できてとても嬉しいですし、名誉に思います。今回この祭りが初めて開催されるときいて、700人を越えるモンゴル人とロシア人が世界中から集まりました。」
別のロシア人仏教徒、ポリナさんは、インドがチベット文化を息づかせていてくれることに感謝しているという。
「もちろん、ここに来られてとても嬉しいですし、さまざまな良い感情で胸がいっぱいです。インドの皆さんが、ダライ・ラマ法王とチベットの人々がこの地で快適に生活し活動できるように支援してくださっていることに、心から感謝します」と述べた。
9日金曜、ダライ・ラマ法王は、米国議会黄金勲章の受賞後初となる仏教講演をここダラムサラで行った。
ダライ・ラマ法王は、1959年に仏教国であった祖国チベットを逃れ、以来今日まで亡命生活を続けている。