(2008年4月11日 ダライ・ラマ法王日本代表部事務所)
ここ数週間、チベット問題に関心をお寄せいただき、また、数多くのメディアで取り上げてくださいましたことに対し、まず最初に、大きな感謝を申上げます。
4月10日、ダライ・ラマ法王がトランジットで成田に立ち寄るに際し、メディア各社から多数の取材要請がありました。私共は、これにお答えする形で、急遽、成田ヒルトンホテルで短時間のメディア・ミーティングを設けることを決め、4月8日18:00頃、事前に取材の依頼をいただいていたメディアにかぎり、FAXでミーティングへの参加申込用紙を送付させていただきました。
そうしましたところ、会見会場の定員70人のところに、100名以上の取材申込みがございました。チベットの深刻な現状やメディアの重要性を考えれば、なんとか全員が参加できる大きな部屋を用意したいと手配の努力をいたしましたが、会場の空きがなく、大きな部屋に変更することがかないませんでした。
このため、会場の広さが限られているため、また事態の混乱を避けるため、やむなく参加者を制限させていただきました。
また、事前にお申し込みいただいた方々全員に入場していただくために、会場から椅子を撤去し、大変混雑した中で、しかも床にお座りいただいてのメディア・ミーティングとなりましたことを、深くお詫び申上げます。会場の広さの都合により、取材にご参加いただけなかった皆様に対しましても、心より深くお詫び申上げます。
今後は、このようなことのないよう、十分注意したいと存じます。
どうか、今後とも、チベット問題への関心、ならびにご支援を賜りますよう、
謹んでお願い申上げます。
2008年4月11日
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
代表 ラクパ・ツォコ