2001年8月28日
ピープル・ニュース
映画俳優のピアース・ブロスナンは、『ハロー!』誌に結婚式のスナップ写真を掲載する契約で、かなりの金額を稼いだらしいが、どうやらその大金は良い目的に使われることになりそうである。
この50歳のジェイムズ・ボンド役者は、今月アイルランドでキーリー・シェイ・スミスと結婚式を挙げたが、ネパールにチベット難民の職業訓練校を開設するために、30万ポンド(日本円で5千2百万円)を寄付すると発表した。
ブロスナンは、昨年ダライ・ラマに会いに行ってから、チベットを支援する気持ちになったという。「私はチベットの人々と、きわめて厳しい状況にありながらも守り続けられているチベット文化に感動したのです。」と彼は語った。
この寄付金は、若者に金属細工などの実用的技術を教えるための職業訓練校設立に使われることになっている。製品を作ってそれを売ることができるようにするためである。