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ネパール政府がダライ・ラマの誕生日の祝賀を禁じる

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2019年7月9日
記事:チベット・サン

 

2019年7月6日、ダライ・ラマは84歳の誕生日を迎えた。この日、ネパールでは、ダライ・ラマの誕生日の祝賀は禁じられた。ネパールでのチベットの政治的・文化的イベントの禁止は珍しいことではなくなってきた。政治的・経済的な結びつきが強い中国政府との緊張を避ける狙いがネパール政府にはあるとみられる。

ネパール政府は、ネパール在住のチベット人に対し、ダライ・ラマの誕生日の祝賀を禁止した。中国政府の感情を害さないようにするためだ。

2019年7月5日、ネパールのカトマンズにあるチベット難民福祉事務所が声明を出し、ネパール政府がダライ・ラマの誕生日の祝賀を中止するよう命じたことを明らかにした。

「カトマンズにあるロワ僧院で大きなイベントが計画されていました。しかし、公式イベントは中止になりました。」

今年84歳になるダライ・ラマは、インドのマクロード・ガンジで開かれた長寿を願う式典に出席した。この式典は、チベット亡命政権の元スタッフがスポンサーとなった。

心身共に健康なダライ・ラマは、100歳以上生きる自信があると語った。

また、マクロード・ガンジのツクラカン僧院では、公式の誕生日の祝賀が予定されており、祈りの儀式や文化パフォーマンスが行われる。

このイベントのメインゲストは、インド国会議員キシャン・カプールだ。チベット亡命政権の全大臣および指導者も出席予定だ。ロブサン・センゲチベット亡命政権首席大臣によるスピーチも予定されている。

ネパール政府は、過去にもダライ・ラマの誕生日の祝賀を禁じている。また、3月10日のチベット蜂起記念日やダライ・ラマのノーベル平和賞受賞記念日のようなチベットの文化的・政治的イベントも禁止してきた。

1990年以降、ネパール政府は、チベット難民の認定を中止してきた。また、チベットから亡命してきた人々がネパールで暮らすための書類の発行も禁止している。

ネパールに最も大きな投資を行っているのは中国で、様々なインフラ投資を行ってきた。中国政府は、カトマンズとチベットのシガツェを結ぶ中国・ネパール鉄道の建設を行っている。鉄道建設は優先プロジェクトに位置付けられており、あと数年で完成する見込みだ。


(翻訳:亀田浩史)

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