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ネパール、チベット難民を逮捕

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(2003年6月27日 BBC)

ネパールで、19名のチベット人が不法入国により逮捕拘留されている。

6月24日に彼らはアチャーム西部地区において逮捕された。首都カトマンズの入国管理局に移管される見込みである。当局によれば、彼らは中国のチベット自治区に国境を接するネパール北西部のフムラからネパールに入国したとのことである。

チベットの精神的指導者ダライ・ラマのいるインドのダラムサラに向かうために、数百のチベット人が同じようにネパールを越えてやってくる。

「国際法違反」

通常、逮捕されたチベット人は、UNHCR(国連高等弁務官事務所)により、カトマンズにあるトランジット・キャンプに収容され面接を受け、後日UNHCRの援助によりインドに渡る。

しかし先月、明らかに中国政府の圧力により、18名のチベット人を中国に送還されるという前例のない事態が起きた。UNHCRをはじめ、米国や英国、国際的な人権団体は、この処置が国際法に違反するものと訴えている。そして、ネパールの政策の変化を表すものと非難しているが、ネパール政府はこれを否定している。

また在カトマンズの中国大使館は、これらのチベット人は難民ではなく不法移民者であり、国外追放処分は適法としている。さらに、彼らがネパールと中国の出入国管理法を犯した中国人であると語っている。

チベット民族蜂起以降過去40年間にわたり、約2万人のチベット人(難民)がネパールで生活している。彼らは、政治活動をすることを禁止されている。

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