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チベット自治区に政治犯1,087人投獄

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1999年10月22日
産経新聞

チベット亡命政権の「内相」を務めるテンパ・ツェリン氏と「外相」のツェワン・テトン氏は、都内で産経新聞のインタビューに応じた。

ツェリン氏によると、現在、亡命政府が把握しているだけでチベット自治区には1,087人のチベット人政治犯が投獄されている。同自治区には牢獄が72ヶ所あるが、「実際どれだけの政治犯がいるかは見当もつかない。行方不明のチベット人もたくさんいる」という。

獄中で政治犯は、早朝から長時間の強制労働に従事させられ、夕方から夜半までは政治教育が行われ、共産党への忠誠心がたたき込まれる。そして、反抗する囚人は独房に入れられたうえ拷問にかけられる。拷問で死亡しても家族にすら知らされず、何年も後になって初めて事実を知る事もあるという。

また、弾圧を逃れるため、亡命政府のあるダラムサラに逃げてくる人は年間3千人に上るが、亡命者はヒマラヤ越えをしてやって来るため、子どもや女性、老人の中には寒さのために凍死するケースが続出。ツェリン氏は「亡命も命懸け」と話す。

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