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チベット学校強制閉鎖 教師逮捕


(2012年4月19日 TCHRD)

カルゼ県(中国名:ガンゼ)の政府当局が、チベット学校を強制閉鎖した。

閉鎖されたのは、四川省カルゼチベット自治区、カルゼ(甘孜県)のロンポ・ツァ・レマ町、カドロック村で設立され、20年にわたりチベット語やチベット文化のクラスを運営してきた学校である。

情報筋がチベット人権民主センター(TCHRD)伝えたところによると、カドロック・ジャンツェ・ロクテン学校は4月2日に閉鎖され、カルゼ県公安局の役人がニェンダック校長と教師のヤマ・ツェリンを逮捕したとのこと。

ふたりは学校で逮捕されたが、その後の消息は不明である。ニェンダック氏(51)は、校長として20年以上勤務し、ヤマ・ツェリン氏(36)も2005年より、英語教師として無報酬で教鞭を執っていた。

情報筋によると、ヤマ・ツェリン氏が海外の資金提供者を見つけることで、教室や学生寮、教員宿舎の修繕費をまかなっていたという。

このふたりはどちらもカドロック村在住である。情報によれば、公安局の役人は、ニェンダック氏とヤマ・ツェリン氏を逮捕後、ふたりの家族を尋問したという。

家族がふたりに面会することは許されていない。

現時点では、ふたりの教師の居所や安否は不明である。また逮捕に至った容疑についてもわかっていない。

学校閉鎖後、この地区の保護者に対し、7歳以上の子供は地区の公立学校へ通わせるよう指示が出された。

公安の役人はまた、学校を再開するようなことがないよう警告を発した。

消息筋によると、カドロック・ジャンツェ・ロクテン学校はカルゼ県当局の全面的な承認を受け1989年に設立。学校のカリキュラムは生徒同士の会話をチベット語だけでおこなうことに重点を置いている。


(翻訳:パドマサマディ)