医師でありながら、チベット仏教僧として長年にわたって修行を続けているバリー・カーズィン博士。最先端科学と、仏教の説く真理の両方を理解する博士は、科学も仏教も、ともに心身の健康と幸福に役立てることができると言います。
知識だけでなく体験に裏打ちされたバリー博士のお話は、私たちが日々の生活の中で幸せをみつけるヒントを与えてくれることでしょう。
∇ バリー・カーズィン博士プロフィール |
日時 | 2007年7月27日(金)19:00〜21:00 |
参加費 | 2,000円 |
定員 | 80名 |
会場 | 常圓寺 東京都新宿区西新宿7-12-5 ※青梅海街道沿い新宿野村ビル向かい TEL: 03-3371-1797 |
アクセス | JR線・東京メトロ丸の内線 新宿駅西口より徒歩6分 都営大江戸線 新宿西口駅 出口D4より徒歩3分 東京メトロ丸ノ内線 西新宿駅より徒歩4分 |
主催 | ダライ・ラマ法王日本代表事務所 |
協賛 | 有限会社オープンセンス |
申込み方法 | 7月20日で申込みは締め切りましたが、キャンセル待ちを希望される方は、申込書をダウンロードして必要事項を記入の上、メールまたはFAXでお送りください。 > 申込書をダウンロード(Word形式)
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チベット仏教の僧侶、教師、また医師として活動中。バークレイのカリフォルニア大学にて哲学の学士取得後、南カリフォルニア大学にて医学を学び、ワシントン大学の医学部助教授となる。のちに、インドのブッダガヤにて、ダライ・ラマ法王から比丘の戒を受ける。幼少期、命を脅かす病気にかかったことがきっかけで医師になり、さらに親や妻という身近な人の死を続けて体験したことから、仏教の道に入る。チベット亡命政権のある北インド・ダラムサラに18年間暮らし、高血圧の治療に効果のあるチベット伝統医学の研究や教育を行う。またその間、2ヵ月間から3年間の瞑想修行も行う。ダライ・ラマ法王の推薦もあり、仏教の修行を続けながら人々の治療にあたる。過去に、アメリカ家庭医学理事長を5回務め、アメリカ家庭医学会の研究者でもある。アメリカやインドで仏教の講話をするとともに、大乗仏教の中観派哲学についての著書も記している。19年間の勉学と瞑想修行に励んだ後、ダライ・ラマ法王により比丘に認定された。また、三人の高名なチベット僧の死に際する治療にあたった経験も持つ。高僧たちは、チベット仏教で最高次の精神状態とされる深い「光明」の瞑想に入ったままで死を迎える。こうして死をむかえた高僧たちの体は、その後数日から数週間、腐ることなく体温も温かいままである。ここ数年は、ウィスコン大学医学部のリチャード・デイビッドソン、アントイン・ルッツ、またプリンストン大学のジョナサン・コーヘン、ブレント・フィールドと共に、神経科学の研究にあたっている。