チベット人およびご支援者の皆様
インドよりチベット亡命政権議員キャルサン・ギャルツェン(男性)、イェシ・ドルマ(女性)、ヤンチェン・ドルカ(女性)の三名が来日予定しております。今回の来日の主な目的は、ダライ・ラマ法王の79歳の誕生祝賀パーティの出席、在日チベット人とチベット支援者の皆様にチベットの近況報告が主な目的でございます。
この機会に、「チベット近況報告・中道のアプローチ(Middle Way Approach)」についてお話を頂きます。
開催概要
日時 | 2014年7月4日(金) 19:00~20:30 |
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場所 | 新宿・常圓寺 都営大江戸線D4出口、 JR線/東京メトロ丸ノ内線新宿駅B16出口より徒歩8分 青梅街道を挟んで新宿野村ビル向かい |
会費 | 無料 |
主催・問合せ | チベットハウス・ジャパン (ダライ・ラマ法王日本代表部事務所) 新宿区新宿5-11-30第五葉山ビル5階 電話03-3353-4094 |
Kalsang Gyaltsen(キャルサン・ギャルツェン)
チベットのバタンで1966年に生まれ、チベット語と中国語を習得。
チベット自治区カルゼ県の政治諮問委員会(Political Consultative Committee)、県の統一戦線労働部(United Front Work Department)などの機関で20年以上勤務して独自の経験を積んだほか、政治諮問委員会と仏教問題統一委員会(Buddhist Affairs United Committee)の全会合の通訳と翻訳を手がけた。
1999年6月に亡命し、同年9月にダラムサラの中央チベット政権チベット研究分析センターに入所。同センターにてカム地方(Dotoe province)、中国、台湾に関する調査を行ったほか、チベット問題、チベット史などに関する大量の記事や書籍をチベット語から中国語に、または中国語からチベット語に翻訳した。
ギャルツェン氏はカワ・カルポ・チベット文化センターの共同創始者であり、ボキバンチェン紙をはじめとする刊行物の発行に積極的に携わっている。
Mrs. Yeshi Dolma Andrugtsang(イェシ・ドルマ・アンデュグツァン)
ダラムサラのチベット子供村(TCV)の高校を修了し、1998年から2001年までダラムサラの地域チベット女性協会の幹部を務めた。
2003年に中央チベット女性協会の幹部に選出され、チベット女性協会の業務の一環としてインド北東部の8つのチベット人居住区を訪問して教育活動に携わる。
また、アムド出身者による地域幹部にも選出される。
2005年3月、ダライ・ラマ法王が推進する中道政策への支援を示して170人の女性を率いてダラドゥンからデリーまでの平和行進を行った。
2006年3月、チベット女性協会理事に再選される。現在、アムド出身者中央理事会の会長。
Ms. Yangchen Dolkar(ヤンチェン・ドルカ)
学歴
- 10年生まで:インド北東部シロンのメダラヤ学校(全寮制)
- インド北東部のノースイースタン・ヒル大学で12年生修了
- インド北東部シロンのノースイースタン・ヒル大学にて動物学学士過程を修了
- インド南部バンガロールのバンガロール大学で生命工学修士課程を修了
- インド北東部シロンのアプテック・インスティチュートでコンピューター応用技術の学位を取得
- インド北東部シロンのインド経営学院にて小売経営の学位を取得
職歴
- チベタン・ユース・コングレス総書記(在シロン) (2007 – 2010)
- ジョカン・チュシ・ガンデュク総書記(在シロン)(2007 – 2010)
- チベタン・ユース・コングレス東北地方部財務担当 (2008 – 2010)
- シロン・ジャルパラ地域開発局長官 (2009)
- チベット亡命政権議会(TPiE)議員 2011 – 2016 (現任期)
その他
- インドにおけるダライ・ラマ法王法話での数千の信徒を対象としたボランティア活動
- インド北東部シロンの地元の秋祭りの組織と参加
- チベット人 NGOによる様々なセミナーとワークショップに参加
- 「女性のための社会・政治・法律的側面のエンパワーメント・ワークショップ」に参加
- インド諸州において1ヶ月にわたるチベット・ロビー・キャンペーンを実施