2018年1月18日
関係者各位
謹啓
寒冷の候、時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。平素よりダライ・ラマ法王、並びにチベット亡命政権の活動に格別のご理解とご支援を賜り、心よりお礼申し上げます。
さて、当初より2月24日(土)にチベット亡命政権主席大臣ロブサン・センゲの来日歓迎レセプションパーティー開催を予定しておりましたが、急遽ダラムサラにてチベット仏教の大切な法要が行われることとなったため、センゲ主席は2月23日に帰国することになりました。
つきましては、皆様には大変ご迷惑をおかけし誠に恐縮ですが、歓迎レセプションパーティーの日程を2月18日(日)に変更させていただきたく、宜しくお願い申し上げます。
なお、パーティーでは主席大臣より皆様へのご挨拶やチベットの現況報告などもさせていただきたく存じます。主席大臣に就任してから4回目の日本訪問になります。皆様ご多忙とは存じますが、何卒多くの方々のご来臨を賜りたく、謹んでご案内を申し上げます。
謹白
平成30年1月吉日
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
代表 ルントック
日時 |
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会場 | » ホテルオークラ東京別館2階(メープルルーム) |
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参加申込 |
1. 『申込はがき』による申し込み前回、郵送させていただきました本件ご案内と同封の『申込はがき』に必要事項を記載の上、投函してください。 2.『参加申込書』による申し込み『参加申込書』をダウンロードし、『参加申込書』に必要事項をご記入の上、ファックスまたは、郵送にてご連絡をお願いいたします。ご不明な点がございましたら、ご連絡をお願いいたします。
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申込締切 |
平成30年2月15日(木)【必着】 |
問合せ先 |
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ロブサン・センゲ氏(1968年10月3日)は亡命チベット人社会で生まれ育ち、地元ダージリンの中央チベット学校(CST)に通学。その後、デリー大学で英文学と法律を学び卒業。1992年には最年少の TYC(チベット青年会議)執行部委員に選出されている。
1996年、フルブライト奨学生に選ばれ、ハーバード大学で修士過程を修了。その後、2004年にはハーバード・ロー・スクールでチベット人としては初めて法学博士号を取得。博士論文『亡命チベット政権の民主主義と歴史(1959−2004)』は Yong K. Kim 賞を受賞している。2005年、米国教育省から学費を免除され、米国で引き続き研究することを許可された。
センゲ氏は国際法、立憲民主主義(Democratic constitutionalism)、および紛争解決を専門としている。これまでに世界各地で講演を多数行い、中国有数の大学の著名な中国人学者らとも議論をしており、現代中国の政治や法にも精通している。中国、チベット、インドそして西洋の学者らを集めて、これまでに7回の大規模な会議を主催している。2003年と2009年にはハーバード大学でダライ・ラマ法王と中国人学者との会議を実現させている。
2007年、センゲ氏はアジア・ソサイエティが選出した『アジアのヤングリーダー』24人の一人に選ばれ、世界中の最も優れた法律家や裁判官が集うワールド・ジャスティス・フォーラム(オーストリアのウィーンで開催)にも出席した。
2008年には米国上院外交委員会、東アジア・太平洋地域小委員会において、米国国務副長官であったジョン・ネグロポンテ氏と共に専門家として証言を求められている。ダラムサラにも定期的に訪れ、チベット政権の関係者らとも広く交流してきた。ダラムサラ内外で数多くの講演や研究会を行い、インドの亡命チベット人社会や寺院、学校も訪問している。また、チベット食糧プロジェクトのコーディネーターでもあり、チベット教育機関(Sherig Lekhung)の多くの学校を援助している。
2011年8月8日に行われた新主席大臣就任式では、ダライ・ラマ法王も次のように述べられている。「私が若かったとき、年長のタクダ・リンポチェ(Takdrag Rinpoche)は私にシキョン(政治的指導者の地位)を引き継ぎました。今日、私は若きロブサン・センゲにこれを引き継ごうとしています。私は今、長いあいだ胸に温めてきたゴールに到達しようとしているのです」
2016年5月27日、チベット亡命政権主席大臣に2期目の就任、任期5年。