東京
本日、チベット亡命政権議会の代表団は、東京都世田谷区にある世田谷学園を訪問して、日本の学校における授業カリキュラムや指導方法について学んだ。
代表団は、化学実験室、教科書、英語、瞑想、料理の授業などを視察して、教育指導の方法について教職員と意見交換をした。この世田谷学園には、ダライ・ラマ法王が2010年と2016年に訪れたことがある。
テンジン・ジャムヤン(Tenzin Jamyang)議員は、チベット亡命政権議会のメンバーであるとともに、サラクイチベット人学校の先生でもあり、チベットと日本の学校の間における教員交流プログラムの必要性について意見交換した。
同日午後、代表団は、東京都文京区にある護国寺を訪れて、岡本永司貫主と面会した。
代表団は、ダライ・ラマ法王およびチベット人に対する護国寺の惜しみない支援に感謝の念を表した。面会中、代表団は、チベットの現状・自然環境の重要性について、チベットの河川に真水を依存しているアジアの数十億の人々にとって重要であることを説明した。さらにチベットの言語、文化、宗教、そしてチベット人による抗議の焼身抗議による犠牲者が147名に上ることについて話した。
これに対し、護国寺の岡本貫主は、ダライ・ラマ法王による平和と寛容のメッセージが世界中で認知されていることを誇りに思うと述べ、さらに今年中にダライ・ラマ法王に護国寺を訪れてほしいとご招待の意向を述べた。
岡本貫主は、ダライ・ラマ法王による護国寺の訪問、とくに2011年東日本大震災の大津波による犠牲者のご冥福を願う祈祷について改めて感謝した。
また、岡本貫主は、チベットの状況はとても大きな関心事項であり、護国寺がチベットの人々に支援を続けていくと述べた。
(翻訳:行雲流水)
(翻訳:行雲流水)