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チベット亡命政権発表  ー チベットからのレポート(12)

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(2008年3月27日 チベット亡命政権)

以下は、チベット亡命政権が、信頼できる関係筋から入手した報告である。

2008年3月24・25日

■ 大規模な軍隊の配備と、新規に軍事基地の建設
Lithang (中国名: Litang) 郡, Karze (中国名: Ganzi) “チベット自治県、” 四川省

Lithang郡に、大規模の軍隊が配備され、本格的な軍事基地の建設が進められている。現在は、約100個のテントが軍用宿舎として使用されている。

Lithang郡の政府事務所が放火された。しかし、地元のチベット人は事件への関与を強く否定している。チベット人は、逆に、中国当局がチベット人のイメージを悪くすることを狙って事件の背後で関与していると信じている。

2008年3月24日

■ 軍隊が、一般世帯を徹底捜査
(Karze郡 (中国名: Ganzi), Karze “チベット自治県” 四川省)

Karze郡では、一般世帯の一軒一軒を軍隊と警察が徹底的に捜査している。
Sershul郡(中国名:Shiqu)(Karze “チベット自治県”)のChuga-tsang、チュガサンという名の家庭で、ダライ・ラマ法王の肖像70枚とCD(ダライ・ラマ法王のスピーチなど)3枚が発見され、軍によって没収された。チュガサン家では、今回の捜索の数日前にも捜索を受け、家族の一人ゴンガが逮捕されている。

2008年3月23日

■ 逮捕がつづく
Gonjo郡 (中国名: Gongjue), Chamdo県, “チベット自治区”

数名のチベット人が中国軍によって逮捕された。詳細は不明

■ 中国の「工作隊」が僧侶に署名を強要
(zoge郡 (中国: Ruo’ergai), Ngapa (中国名:Aba) “チベット自治県” 四川省)

中国軍は、タンカ僧院(Dzoge郡)の僧侶と一般人を、ひきつづき逮捕しつづけている。
中国の「工作隊」がタンカ僧院に到着した。工作隊は、僧侶らに「私は、”不当にも”、最近おこなわれた独立派のデモに参加しました」と書かれた手紙に署名を強要している。しかし、僧侶は一人も署名していない。

※文中で使用されている地名につきましては、翻訳の時間的制約により、現地からのレポートのまま、ほとんどがチベット語地名の音読表記となっております。現在の正確な中国地名に置き換えておりませんことをご了承ください。