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チベット亡命政権発表  ー チベットからのレポート(9)

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(2008年3月25日 チベット亡命政権)

以下は、チベット亡命政権が、信頼できる関係筋から入手した報告である。

■ ラモチェ寺の僧侶が飢餓で死亡。寺への厳重封鎖つづく

3月10日にチベットで抗議デモが始まって以来、すべての寺院の敷地内とその周辺における軍と警察による封鎖がますます厳しくなり、その数もさらに増強されている。(これら寺院は、チベットでの一連の抗議デモにおいてなんらかのかかわりがあったとされている)

軍と人民武装警察は、最近の抗議デモに積極的にかかわったとされる寺院(セラ寺、デプン寺、ガンデン寺を含む)への水、電気、食料、医療用品の供給を遮断している。

3月14日以来、ラサのラモチェ寺には常時中国軍が配備され、寺院の周囲を完全に包囲するとともに、すべての出入り口を封鎖している。こうした厳重封鎖によって、食料や水の供給に重大な支障が生じた。信頼できる情報筋によれば、3月24日には、トクメーという名のラモチェ寺の僧侶が餓死したことが確認された。軍隊は、寺の敷地内に、定期的に催涙弾を打ち込んでいる。

チベット全土の寺院はどこでも、差し迫った問題(食料・水の不足、移動の禁止、医療用品の不足、軍による催涙ガスの使用など)に直面している。こうした事態がチベット全土に広まっていることが確認されているが、中国当局が厳重な徹底的な規制を敷いているため、個々の事件(例:ラモチェ寺)について詳細情報を入手することは困難をきわめている。

■ 中国側、チベット人の心を掴もうと試み
(Bathang郡 (中国名: Batang)と、Derong郡 (中国名: Derong), Karze、チベット自治県、四川省)

中国政府は、Batang郡とDerong郡の各寺院に現金約20,000元を配り、一般世帯各戸に米300kgを支給している。中国は、一方では平和的なデモ行進をしたチベット人を殺害し続けている(死亡者数は日毎に増えている)が、もう片方では、チベット人の心を掴もうとしている。なんとも皮肉なことである。

※文中で使用されている地名につきましては、翻訳の時間的制約により、現地からのレポートのまま、ほとんどがチベット語地名の音読表記となっております。現在の正確な中国地名に置き換えておりませんことをご了承ください。

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