2019年2月1日
日本、東京
チベット亡命政権ロブサン・センゲ主席大臣は31日、東京の議員会館で超党派の「日本チベット国会議員連盟」の代表団と会談を行なった。
会談には、元文部科学大臣で自民党衆議院議員下村博文連盟会長、国民民主党衆議院議員渡辺周連盟会長代行、自民党参議院議員山谷えり子連盟会長代行、自民党衆議院議員古屋圭司氏、自民党参議院議員衛藤晟一氏、日本維新の会衆議院議員馬場伸幸氏、自民党衆議院議員長尾敬氏、国家基本問題研究所理事長櫻井よしこ氏らが出席した。
センゲ主席大臣は1時間にわたる会談のなかで、チベットの現状とチベット問題の解決に向けた国際支援について語り、米国トランプ政権による「チベット相互入国法」と「アジア再保証推進法」についても説明した。
日本チベット国会議員連盟は声明を発表し、チベット人にとって真の自治を中国憲法の枠組み内で求めていく中道政策を支持することを明らかにした。
日本チベット国会議員連盟は、中国政府がチベットにおいてチベット独自の文化や言語、信教の自由を抑圧していることを批判した。
チベット亡命政権主席大臣には、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のルントック代表とロブサン・チューダック事務局長が随行した。
(翻訳:小池美和)