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ダライ・ラマ法王「世界は平和、真実、慈悲のメッセージを必要としている」

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(2009年8月24日)

ダラムサラ:ダライ・ラマ法王は、こんとんした今の世界がこれまでにないほど平和、真実、向上のメッセージを必要としていると話し、寛大さ、真実、そして憐れみの重要性を強調した。

この言葉は、インドのレー(ラダック地方)で行われ、何千人もの信者が参加した四日間の集会の初日にダライ・ラマ法王が述べたものである。インドの通信社であるアジアン・ニュース・インターナショナルによると、集会には多くの外国人や観光客らも参加したという。

ダライ・ラマ法王は、仏教が知恵、憐れみ、平和、兄弟愛を象徴する信仰であるとし、その基本原理に焦点を当てた。

また、殊に現在においては人類が霊的発展を遂げることが大切である、と強調した。

住民の大多数が仏教徒であるレーをダライ・ラマ法王が訪問したことはその地域の恩恵であると参加者は感じている。

アジアン・ニュース・インターナショナルは、僧侶ツェワン・リンジンによる次の言葉を引用した。「ダライ・ラマ法王による説教を聞くことができたレーの人々は幸運です。彼はシンプルな言葉づかいで説教をしてくださるので、人々はそれをすぐに理解することができるのです。この地を訪れてくださったということ自体が、私たちにとっての大きな恵みとなっています。」


(翻訳:櫻木晴子)