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ダライ・ラマ法王、WFPのノーベル平和賞受賞を祝福


2020年10月10日
インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラ

 

ダライ・ラマ法王は、今年のノーベル平和賞が国連世界食糧計画(WFP)に授与されたニュースに接し、デイビッド・ビーズリー国連WFP事務局長に書簡を送られた。その中で法王は、次のように祝福の言葉を述べられた。

「これは、世界中の飢餓をなくすために尽力された、国連WFPの皆さんの役割が極めて重要であることが認められた真正な証です。皆さんは、その原因が紛争であれ、自然災害であれ、貧困・飢餓・栄養失調に対処することにより、最も弱く貧しい人々に手を差し伸べておられます。それにより、往々にして絶望しかない場所に、平和と安らぎがもたらされているのです」

「ノーベル委員会の国連WFPへの称賛は、‟私たちには貧富の差を縮めるためにできることをする責任がある” という私たち全員に向けた注意喚起とも言えるでしょう」

「新型コロナウイルスによる世界的な健康危機が私たちに気づかせてくれたように、私たちはみな幸せを望み、苦しみから逃れたいと思っているのですから、人間家族全体を脅かす脅威に対して一丸となって対処しなければなりません。飢餓や貧困は、国際協力を土台とすることによってはじめて取り除くことができます。人類はひとつの人間家族であると固く信じる者として、私は、国連WFPが今年のノーベル平和賞を受賞したことにより、飢えている人をどこであろうとひとりも見殺しにしないという決意が高まることを切に望んでいます」

最後に法王は、この場を借りて、WFPのメンバー、現地で働く人々、そして各国関係者に向けて、惜しみない人道的活動に対する個人的な謝意を述べられた。