2021年4月10日
インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラ
ダライ・ラマ法王は、英国のエディンバラ公フィリップ殿下の逝去を受けてエリザベス女王とチャールズ皇太子にそれぞれ書簡を送り、哀悼の意を表明された。
エリザベス女王に向けて、法王は次のように書かれた。
「夫君エディンバラ公フィリップ殿下のご逝去の報に接し、心よりお悔やみを申し上げます。フィリップ殿下のご冥福をお祈り申し上げるとともに、悲しみの淵におられる女王陛下と王室の皆様に哀悼の意を捧げます」
「私たちは皆、フィリップ殿下のことを思い出すたびに、殿下が意義ある人生を送られたことを嬉しく思うでしょう」
またチャールズ皇太子への書簡のなかで、法王は次のように述べられた。
「母君エリザベス女王陛下に書簡を送り、お悔やみを申し上げました。皇太子殿下に敬愛の情を寄せる者として、私は再度、殿下と王室の皆様に哀悼の意を捧げたいと思います」
そして法王は、フィリップ殿下が満ち足りた意義ある人生を送られたことを再び称えられた。