2019年10月14日
インド、チャンディーガル
ダライ・ラマ法王は、日本を襲った史上最強クラスの台風による被害を伝えるニュースに接して衝撃を受けられ、安倍晋三首相に書簡を送られた。そのなかで、法王は次のように述べられた。
「台風19号(ハギビス)により命を落とされた方々、そのご遺族の皆様に哀悼の意を捧げたいと思います。また、被災され、困難な生活を送っておられる方々に、心よりお見舞い申し上げます」
「私は、貴殿ならびに日本政府が台風とその影響を予測し、効果的な対策を講じたことを称えたいと思います」
「ご存知のように、私は何十年にもわたって定期的に日本を訪問する機会をいただいてきました。そのなかで、日本の皆さんの私への愛情や、私が促進している人間的価値と心の平和に関心を寄せていただいていることに触れて、深く感動いたしました」
法王は最後に、「苦難の最中にある人々のために祈りを捧げたいと思います」と重ねて述べられた。