2023年10月12日
ダラムサラ: チベットの精神的指導者であるダライ・ラマ法王14世は、デリーでの定期健診を終えた後、今朝ダラムサラに戻られました。
チベット儀式用の白スカーフと香を手にした何百人ものチベット人と信者達が道路を埋め尽くし、88歳になる精神的指導者を温かく迎え入れました。
ダライ・ラマ法王の担当内科医であるツェテン・ドルジ医師は、「猊下は季節性のインフルエンザからは順調に回復されていて、検査結果からも他に際立った健康問題は見当たりません。」と述べ、チベットと世界中から回復を願う人々に向けて、猊下の健康に心配はないと話しました。
チベット亡命議会のケンポ・ソナム・テンフェル議長、臨時の主席大臣でもある文部省のターラム・ドルマ・チャングラ大臣、公安省のドルマ・ギャリ大臣、ジョナン・ギャツァプリンポチェ、定住局のクンチョク・ミグマル氏と地元市民社会グループの代表もカングラ空港に駆け付け、ダライ・ラマ法王を出迎えました。
(Tidalwave)