2018年8月19日
インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラダライ・ラマ法王は、コフィ・アナン元国連事務総長の訃報に接し、アナン夫人に書簡を送り、心からの哀悼の意を伝えられた。
書簡の中で、法王はアナン氏への感謝の意を次のように表明された。
「私は、アナン氏が国連事務総長としての責任を果たすために数々の試練に直面しながらもその決意と信条を貫かれたことを称賛していました。
アナン氏は、より公正で平和な世界の構築に献身されました。とりわけ人権擁護においては、2001年に国連改革への貢献が評価され、国連と共にノーベル平和賞を受賞されたことにより、広く知られることとなりました。
国連を退任されたのちも、世界のさまざまな地域の争いを解決すべく常に積極的であったことは、アナン氏が真に大きなお心の持ち主であったことの証であると思います」
(翻訳:小池美和)