2017年10月6日
ダライ・ラマ法王は、核兵器禁止条約交渉への参加と支持を各国政府に働きかけてきた「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)が今年のノーベル平和賞を受賞したことを祝し、事務局長のベアトリス・フィン氏に書簡を送られた。
書簡の中で、法王は次のように述べられた。
「世界の多くの地域が不確実性と激変に直面している今、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の取り組みはもっとも急を要する事柄です。ゆえに、ノーベル平和賞委員会が核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の努力を認めたことはもっともであると思います。核兵器のない世界の実現に向けて、協調した活発な努力がなされることを祈っています」
(翻訳:小池美和)