2024年11月3日
東京：日本在住のチベット人は、9月22日にチベットハウス事務所において、オンラインでの投票によって、在日チベット人コミュニティ(TCJ)の新役員を選出した。本日、チベットハウス・ジャパン事務所で正式な交代式と引継ぎが行われた。チベットハウス代表のアリヤ・ツェワン・ギャルポ博士と職員が式典を主宰し、交代式と引継ぎに立ち会った。
アリヤ・ツェワン・ギャルポ博士は退任するテンジン・シェラブ会長と旧役員の献身的な奉仕に感謝し、新会長のドルジェ・シオタ氏と在日チベット人コミュニティの第13期役員会の新メンバーを歓迎した。また、新旧メンバーにチベットの伝統的なスカーフ（カタ）を贈呈するとともに、新メンバーと協力してチベットの大義を推進し、この地域でダライ・ラマ法王14世のメッセージを伝えていきたいとの熱意を表明した。
退任するテンジン・シェラブ会長は、チベットハウスと在日チベット人コミュニティの支援と協力に感謝し、二年間の任期中に役員会が行った活動について報告した。新会長のドルジェ・シオタ氏は、自分と役員会メンバーを信頼して、コミュニティの業務と活動の統率を任せてくれた在日チベット人コミュニティに謝意を表し、チベット運動の促進に最善を尽くすことを約束した。
TCJの第13期役員会は、ドルジェ・シオタ会長とロディ・ギャツォ氏、テンジン・ツェリン氏、カルマ・ギャツォ氏、テンジン・ツンドゥエ氏のメンバーで構成される。メンバーの職務分担は役員会での協議によって決定される。
在日チベット人コミュニティは、チベット人の福祉と、チベット人同士の交流促進のために1990年代後半に結成された。また、祭事その他の社会的・文化的活動を通じて、日本人及び日本国内の他のコミュニティとの友好と交流を促進することを目的としている。TCJは、日本人及び他のコミュニティと協力して、アジアと世界における自由、民主主義、人権問題への意識を高めるための活動を行っている。
–チベットハウス・ジャパンによる報告
（翻訳：麻雪）